尻の下の天使

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尻を痛めました。
おそらく原因はこれ。

なんとなくずっと違和感はあったのですが、先週から座るのが辛くなってきて、今日ついに受診に至りました。

では、何のために病院に行かなければならないのか。
骨折であろうとなかろうと、尻にギブスやコルセットを巻くわけにもいかないので、どうせ安静にしてくださいと言われるだけ。
でもヘルニアとか神経の損傷とか万が一のことがあると怖い。
尻を庇ってクネクネと身をよじったり、立ったり座ったりを繰り返して衆目を集め続けるのも避けなければなりません。
念のため検査をしてもらいに、後は痛み止めをいっぱい貰えればいいかなーと整形外科を受診しました。

整形外科は大混雑です。
スポーツ中に腕を痛めた若者から、交通事故のサラリーマン、体勢もリハビリにも前のめりなご老人まで、色々な理由で患者さんが集まります。
そんなわけで待ち時間も長いので、松葉杖をついて歩く人を尻目に、クネクネしながらこのブログを書き始めました。

整形外科の診断にはレントゲンは必須。
レントゲンを取るときは金属製のものを外さなければなりません。
尻込みなんてしていられないので、ズボンを勢いよく下ろしレントゲン台に横になります。
なんやかんやあって、結局診断は「もしかしたらヒビは入ってるかもしれないけど、多分折れてない。痛くなくなるまで安静に」というものでした。
予想通りの診断結果と、処方された大量の湿布を手に、次に向かうのはニトリです。

お目当てはドーナツ型クッション。
今までは存在意義の分からないオワコンクッションと蔑んだ見方をしていました。
だって、尻とクッションの接地面積が多いほうが体重が分散されて、座り心地が良いに決まっています。
中学校の物理で、圧力は「圧力(Pa)=面を垂直におす力(N)÷力がはたらく面積(m2)」で求めらると習いました。
あっ進研ゼミでやったところだ!
そんな感じで前まではドーナツ型クッションのアンチをしていましたが、尻に爆弾を抱えた今は天使に見えます。
しかもなんとこのドーナツ型クッション、正式名称は「円座」というらしい。奇しくも「エンジェル」と若干響きが似ています。形も天使のヘイローにそっくりです。
もしかしたら、ドーナツ型クッションは天使の聖遺物なのかもしれません。いや、絶対にそうだ。
ニトリで天啓を得て天使を購入した後、帰路に就いたのでした。

今後そんなわけで、しばらくは天使を尻に敷きながらの生活になりそうです。

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